生活保護申請の仕方
生活保護申請の仕方は基本的にはとても簡単です。
お金がなくて生活ができない!
という状況にまで追いつめられた人を保護するための制度で、難しい手続きは必要になりません。
問題は、生活保護を受けるための条件を満たしているかどうかということになります。
ここでは、認定の手続きの流れと受給方法について紹介をします。
生活保護を受けたいと思ったら、まずは管轄の福祉事務所に相談をしにいきましょう。
市町村によっては「生活福祉課」などという呼び名がついていることもあります。
生活保護を受けるための1つの条件は、資金を持っていないということになります。
エリアによって基準は異なりますが、手持ちの資金が10万円を下回ったら相談をしにいったほうがよいでしょう。
生活保護の申請ができるのは、手持ちの資金が4万円以下で、もっと低い基準となっています。
その時点ではまだ申請ができません。
しかし、自分が保護を受けられる可能性があるのかどうかについてある程度把握することができます。
生活保護を受けるためには、親族からの援助が受けられないということも条件です。
また、土地や建物などの資産を持っている人は、それらを売って生活費にあてなければなりません。
あらゆる手をつくしてもなお生活ができないという状況になってはじめて、生活保護を受けることができます。
親族からの援助とはいっても、親族も生活がギリギリという状況では無理に仕送りをもらう必要はありません。
例えば、兄弟がいるが結婚をしていて、年収が500万円程度という場合には、自分の家族の生活を犠牲にしてまで仕送りを求めることはできないでしょう。
兄弟の年収が1,000万円以上あるというように、余裕があるとみなされるレベルでないなら、生活保護は受けられる可能性があります。
その基準についてはエリアによって異なります。
生活保護を受けるためには、福祉事務所で申請をする必要がありますが、基本的にはだれでも申請をすることができます。
福祉事務所の担当者の人に相談をしたら、「あなたは生活保護を受けられません」と言われることがあります。
担当者は知識と経験を持っているので、話を聞いてみたらその人が生活保護を受けられるのかどうかについてだいたい把握することができます。
しかし、水際作戦といって、生活保護を受けられるような人でも申請をさせないようにしている福祉事務所もあるようです。
そういったケースでは、弁護士などに相談をしてみるとよいでしょう。
生活保護の申請のためには書類が必要になります。
運転免許証などの身分証明書、印鑑、賃貸借契約書、銀行通帳、給与明細、健康保険証などはほとんどの人が必要になるでしょう。
人によっては土地の登記簿謄本などが必要になることもあります。
自動車やバイクを保有している人はその関係書類の提出も求められます。
銀行通帳については、普段はキャッシュカードを使っているので記帳がされていないということもあるでしょう。
しかし、生活保護申請をする前には、最新の情報にしておかなくてはなりません。
通帳に最新の取引履歴が記帳されていないというケースでは、銀行へ行って記帳をしておきましょう。
生活保護には審査がありますが、福祉事務所の担当者との相談で嘘をついていなかったのであれば、ほとんどのケースで審査に通るでしょう。
お金がないこと、土地などの資産も持っていないこと、親族からの援助も受けられないことという条件を満たしている人ならば可能性は高いです。
健康なのに働いていない人は、働くように指導されるでしょう。
これは健康な人が生活保護を受けられないという意味ではありません。
自分の能力を活用しているのに最低限の収入すら得られていないという人は、生活保護を受けられる可能性があります。
生活保護の申請をしてから審査の結果がでるまではおよそ2週間程度がかかります。
その間には手持ちのお金で生活をしなければなりませんので、余裕を持って申込みをしに行きましょう。
2週間分の生活費として3万円~4万円くらいはサイフに入っている状態で申請をすることが理想です。
間もなく家賃の支払いがあるという人は、早めに支払っておいたほうがよいでしょう。
どうしても生活ができないという場合には、福祉事務所の担当者に相談をしてみましょう。
つなぎ資金貸付などが利用できる可能性があります。
審査に通過したら、間もなく指定した銀行口座にお金が振り込まれます。
最初の生活保護費は日割り計算で支払いがされるようです。
生活保護費は申請日に遡って支給がされます。
例えば、5月10日に申請をして、5月24日に審査の結果がでたとしたら、5月10日に遡って日割り計算で生活扶助費が支給されます。
よく誤解がされていますが、借金がある人でも生活保護は受けられます。
借金の金額が少額ならば自己破産をする必要もないようです。
高額な借金がある人は自己破産をしなければならないでしょう。
いずれにしても、わからないことがあれば事務所の担当者に質問をするのが一番確実です。
キャッシングする前に知っておきたい大切なポイント!
大きな借入れ等とは異なり、キャッシングというのは担保や保証人を用意しなくてもお金を貸してもらえるタイプが主流なのです。
融資を受ける事になったらそういうひととおりの知識を覚えておき、可能な限り利便性が高く効率的な融資を受けられると良いものです。
金融会社でキャッシングをする場合は最初に申込書を記入その会社に提出をすれば良いのですが、金融機関の店舗まで行く必要の無い即日融資等は、
ネット上で一連のやりとりを完了できるようなシステムなっています。
貸金業者の中でも消費者ローンに行くのはやや遠慮したい、というケースは大勢いるようです。
でも、少ない金額の借り入れだったら借入れ方法の簡単さや金利の点から得になることが少なくないです。
融資の詳しいことは各企業で異なりますので事前に確かめておくべきです。キャッシングをしようと決めたら、まず利用する金融業者に申込みをすることです。
その後、無事に融資の審査に通過したらお金を融資され、借入金返済という次第です。
また、申し込む相手が銀行なのかクレジットカード会社か、消費者金融系かで借り入れ方法の細かい所が違います。
キャッシング・カードローンに関して要点を押さえる事こそ、トラブルの無い借り入れに向けての初めの一歩と言えます。
借金についておおまかな全体像だとか制度について知ることにより、失敗が生じる前に予防することにもつながります。
キャッシングについてさまざまなことを伝えられる人物が身近にいるなら意見を交換してもいいのではないでしょうか。