外人でもお金借りれる?
日本へ働きに来日している外国人はたくさんいて、お金に困ることもあります。
働き続けるためには、しばらく日本で暮らさなければなりません。
生活をしていく中で、お金が必要になる場面というのは起こり得ることです。
公共料金の支払いが迫っているものの、給料日がその期日以降になっていたり、
旅行や学業でまとまったお金を用意したい場面などで発生します。
外国人がお金を借りるなら、カードローンなどのキャッシングサービスを利用するのが一般的ですが、
外国人お金借りることは難しいと考えられがちです。
しかし、日本国内の企業では、外国人にも普通にお金を貸してくれるところは多く存在します。
外国人がお金借りる手順として、まず条件が整ったサービスを提供している企業を探します。
銀行カードローンほど審査が厳しくないのが、消費者金融です。
やや条件が厳しく、数は少ないものの、有名な銀行からもお金を借りる手段が用意されています。
外国人がお金を借りるときに用意しておきたい書類、審査の流れ
まず消費者金融ですが、カードローンが使える大手の企業を積極的に選びたいところです。
インターネット上にサイトを公開しています。
そこから簡単に申し込むことができます。
外国人なら、必要書類としてパスポートなどの本人確認書類や、外国人登録証明書、在留カード、特別永住者証明書を用意します。
全ての書類を揃える必要はなく、特別永住者ではなければ、外国人登録証明書や在留カードを提出するだけで構いません。
本人確認書類は、運転免許証や健康保険証でも受け付けてくれます。
外国人が銀行カードローンを申し込むには、永住許可が必要になります。
永住許可がない外国人であれば、
銀行は諦めて、消費者金融のサービスを申し込むようにしましょう。
永住許可がある人なら、できるだけ銀行のカードローンを選びたいところです。
銀行のカードローンは消費者金融のものよりも、金利が低いことで有名です。
多くのパターンで最大でも15%を切る金利に設定されているため、
少ない借り入れでも利息が少なく済みますし、
長期にわたって借り入れを継続するには、お得感が増すようになります。
必要書類の提出が済めば、審査が行われます。
審査は信用情報機関の個人情報に基づいて、本人であることの確認や、金融事故がないことを調べます。
外人のキャッシングで在籍確認はある?
申込情報をもとに、審査結果が出るようになっています。
職場への在籍確認や、自宅への本人確認などの電話連絡がやってきますので、必ず対応するようにしてください。
電話で確認ができなければ、契約を断られる可能性が極めて高くなります。
架空の職場や自宅住所などを申し込みの時に記入しないように注意しましょう。
審査に通れば、後日カードが自宅に届きます。
カードのいらないキャッシングサービスに申し込んだなら、
パソコンやスマートフォンを使って手続きすることで、銀行口座にお金を振り込んでくれます。
消費者金融は条件が甘いため、外国人お金借りる場合には大変都合がよいですが、
その代わりに総量規制の対象になることを覚えておいてください。
総量規制は年収の3分の1を超える貸付を行えないという、日本の法律です。
これは日本人に限らず、外国人にも適用される法律ですので、必ず守らなければなりません。
収入があれば、いくらでも借りられるわけではないため、
無理のない範囲でお金を借りる計画を立てることが大切です。
短期間の旅行目的で日本を訪れた外国人であれば、
カードローンのような専用のキャッシングサービスではなく、
現在所持しているクレジットカードのキャッシング機能を使うようにします。
これならば、日本で特に手続きを行わなくても、利用範囲内でお金を借りることができます。
借りたお金は期日までに定められた金額を、必ず返済する努力が必要です。